Odailyによると、アナリストのエリック・バルチュナス氏が公開した文書によると、21SharesとGrayscaleはそれぞれ、イーサリアムETFの改訂版S-1フォームを米国証券取引委員会(SEC)に提出したという。しかし、両社ともこれらの商品の手数料率を明らかにしていない。

バルチュナス氏が公開した文書によると、21SharesとGrayscaleの両社は、それぞれのイーサリアムETFの承認を求めている。改訂されたS-1フォームは、SECに提案されたファンドの詳細情報を提供するため、このプロセスに必要なステップである。それにもかかわらず、これらの商品の手数料率は公開されておらず、潜在的な投資家はこれらのETFに関連するコストについて何も知らないままとなっている。

21SharesとGrayscaleによる今回の動きは、米国で仮想通貨ETFの承認を得ようとするさまざまな企業による一連の試みの最新のものだ。これらの商品への関心が高まっているにもかかわらず、SECは市場操作と投資家保護に関する懸念を理由に、仮想通貨ETFをまだ承認していない。そのため、21SharesとGrayscaleによる改訂版S-1フォームの提出は、イーサリアムETFを米国市場に持ち込む取り組みにおける重要な一歩となる。