Blockworksによると、Polygonの共同創設者であるサンディープ・ネイルワル氏は、同社内での役割を拡大し、現在は最高事業責任者を務めている。以前はMATICネットワークとして知られていたPolygonは、2017年にネイルワル氏によって設立された。同氏はPolygon Labsの会長を務めており、今後もこの役職を続ける。同氏の新たな職務には、開発者がイーサリアム上でレイヤー2を作成するためのオープンソースソフトウェアツールキットであるPolygon CDKなど、Polygonのゼロ知識ソリューションにさらに重点を置くことが含まれる。

ネイルワル氏の新たな役職に加え、最近の資金調達活動に続いて、仮想通貨に注力する2つの企業が新たな幹部人事を発表した。トークン化資産プラットフォームのセントリフュージは、ジュリア・マーキー氏を最高執行責任者に、ソナム・ジョシ氏を製品責任者に任命した。マーキー氏はベンチャーキャピタル会社ブルーヤード・キャピタルの元最高財務責任者で、ジョシ氏はUBS、グーグル、アマゾン、アブラでの経験を持つ。トークン化された現実世界の資産のプールを促進するセントリフュージは、流動性プールに約2億8000万ドル相当の資産を保有している。

その他の経営陣の変更としては、ムーブメントラボがフランク・カセズ氏を研究責任者として迎え入れた。コンセンシスの元研究者で、ウィンドレンジャーラボのブロックチェーン研究リーダーであるカセズ氏は、フェイスブックのムーブ・バーチャル・マシンをイーサリアムに導入するスタートアップを支援する。LMAXグループも注目すべき採用を行い、クリス・ナイト氏をマネージングディレクターに任命した。ナイト氏はこの役職に今年の夏に就く予定だ。ナイト氏はXTXマーケッツとスタンダードチャータード銀行の元幹部で、当初はLMAXの機関向け暗号通貨取引所を監督する。最後に、ロス・オリアリー氏はアソシエイトマネージャーとしてコインベースのグローバルコミュニケーションチームに加わった。