U.Todayによると、リップル社のCEO、ブラッド・ガーリングハウス氏はコンセンサスに出演した際、最大のミームコインであるドージコインに対する懐疑的な見方を示した。同氏は「ドージコインは業界にとって良いものではないと思う。ドージコイン反対派ではないが、ユースケースが何なのか分からない」と述べた。さらに同氏は、さまざまなチェーンに多くの有用性があるとみており、それが重要な要素だと考えていると付け加えた。

ガーリングハウス氏がドージコインを批判したのは今回が初めてではない。1月の世界経済フォーラムで同氏は、この主要なミームコインの使用例について疑問を表明した。同氏は「中心人物であるイーロン・マスク氏以外には、使用例も目的も見当たらない」と述べた。同氏の発言はドージコインコミュニティ内で激しい反発を引き起こした。ドージコインの共同創設者ビリー・マーカス氏は、犬のマスコットと若干異なるパラメータを除けば、実質的にビットコインと同じであると主張し、このミーム暗号通貨を擁護した。

ガーリングハウス氏は今月初め、テザーのCEOパオロ・アルドイノ氏からも批判を受けた。同氏は同ステーブルコインが米国政府の監視下に入っていると示唆したが、その後同氏はこの発言で最大のステーブルコイン発行者を攻撃する意図はなかったと明言した。

ガーリングハウス氏は、SECがXRPを含む複数のアルトコインの上場投資信託(ETF)を承認すると予測している。同氏は、こうした政策転換は「避けられない」と考えている。また、同氏は米国の規制当局に対し、業界に明確なルールを設けるよう求めた。