Blockworksによれば、今週はイーサリアムスポットETFの決定週間となる可能性があるという。これに先立ち、業界関係者らはSECがこうしたファンドを承認する用意があるかどうかについて疑問を表明していたが、ブルームバーグのアナリストはSECが承認する可能性を25%から75%に引き上げた。イーサリアムは月曜午後5時直前に3500ドルを超え、この日は約14%上昇した。

イーサリアムスポットETF申請に詳しい関係者はブロックワークスに対し、「協議は進行中」と語った。しかし、SECの広報担当者はコメントを控えた。

ブルームバーグのアナリストらは、ここ数日から数週間で仮想通貨が政治問題となったことを受けて、規制の姿勢が変わる可能性があると示唆した。ドナルド・トランプ氏は、次の選挙でホワイトハウスに復帰した場合、仮想通貨推進派の大統領になると約束した。そして先週、12人の民主党上院議員が共和党に加わり、SECの職員会計公報(SAB)第121号を覆す決議案を可決した。この動きは、より多くの民主党員が共和党員のような仮想通貨推進派の有権者を獲得したいと考えていることの表れである可能性がある。

しかし、業界観察者らは、SECがイーサリアムスポットETFの取引開始を許可する準備ができていない可能性があると考える理由をいくつか示唆している。