ゴールデン・テンによると、米国の優良株指数ダウ工業株30種平均は128年の歴史で初めて40,000ポイントを超えて取引を終えた。これは強気相場が進む中で到達した節目だ。インフレ報告を受けて米連邦準備理事会(FRB)が利下げするとの期待が再燃し、株式市場は今年2月以来最長となる週間連続プラスを記録した。

企業収益の好調も株価を押し上げた。優良企業アナリストのラリー・テンタレッリ氏は「われわれは強気の姿勢を維持する」と述べた。同氏は、「この状況が続けば」ダウ指数は今年末までに4万2500ポイントに達する基礎が築かれるだろうと指摘した。

米国の世界的コンサルティング会社「ファンド・ストラテジー」のアナリスト、マーク・ニュートン氏は「強気の姿勢は正しく、市場の統合によりS&P500種指数はさらに魅力的なものとなり、さらに上昇して5400ポイントに達するだろう。投資家が保有を選択するかどうかは別だ」と述べた。 「統合を考えると厳しい判断だが、どんな弱みも一時的なものに終わるだろう」と思われるかもしれない。