ゴールデン・テンのリポートによると、第1・四半期のニュージーランドのインフレ率は約3年ぶりの低水準に鈍化し、年間インフレ率は昨年第4・四半期の4.7%から4%に低下した。これは2021年第2・四半期以来の低水準で、エコノミストの予想と一致した。消費者物価指数は前3カ月比0.6%上昇し、これも予想と一致した。 RBNZの金融引き締め政策により昨年経済は景気後退に陥ったが、政策当局者らはインフレ率が1~3%の目標範囲に戻ると確信できない限り利下げの検討には消極的だ。