PANews によると、ステーブルコイン発行者の法的監督に関する香港金融管理局の協議は今月末に終了し、多くの金融機関が申請書の提出とサンドボックスへの参加の準備を進めているという。その中で、ファーストデジタルグループは昨年香港で米ドルの安定通貨FDUSDを発行し、現在4つの仮想資産プラットフォームで取引されており、1日の取引高は一時60億米ドルを超えた。ファースト・デジタル・トラストのヴィンセント・チョク最高経営責任者(CEO)は、今月末に規制サンドボックスへの申請が受理され、申請書類もその時点で提出されると予想している。現在、ステーブルコインは主に暗号資産取引に利用されており、将来的には認可されれば香港ドルなど他の通貨でのステーブルコインの発行も検討するという。さらに、金融機関VSFGや元香港金融管理局総裁の陳徳林氏が設立した人民元コインも香港ドルステーブルコインの発行準備を進めている。