Blockworks によると、Visa は Visa Web3 ロイヤルティ エンゲージメント ソリューションと呼ばれる Web3 ロイヤルティ サービスのリリースを発表しました。この顧客エンゲージメント プラットフォームにより、ブランドは消費者に代わって報酬ポイントや体験を保存するためのデジタル ウォレットを作成できます。このサービスは、製品やサービスの購入だけでなく、ブランドとの関わりや交流に対して顧客に報酬を与えたいという高まる需要に対応することを目的としています。
Visa のシニア バイス プレジデント兼発行ソリューション担当グローバル ヘッドであるキャスリーン ピアース ギルモア氏は、従来のロイヤルティ プログラムは過去 10 年間、革新と進化に苦労してきたと述べています。Web3 エンゲージメントおよびロイヤルティ プラットフォームの SmartMedia Technologies と提携して開発された新しいロイヤルティ ソリューションにより、ブランドは顧客にデジタル ウォレットを提供できるようになります。これにより、顧客は旅行、スポーツ、エンターテイメントなどのオンラインまたは現実世界での体験などの特典やメリットを獲得できます。
Visa は暗号通貨業界で長い歴史を持ち、2021 年に暗号通貨アドバイザリー ユニットを立ち上げ、クライアントとパートナーが業界で活躍できるよう支援しています。同社はさまざまな取引所とカード プログラムを展開しており、2020 年には早くも USDC での取引決済を開始し、最近ではパートナーが Solana ブロックチェーン経由で USDC の支払いを送受信できるようにしています。Web3 ロイヤルティ エンゲージメント ソリューションの導入により、Visa は Web3 テクノロジーを使用して報酬を再構築し、このユース ケースの採用を増やすことを目指しています。