CoinDeskによると、以前はビットボーイとして知られていた仮想通貨ユーチューバーのベン・アームストロングは、盗まれたとされるランボルギーニと詐欺行為の疑いで6人の元同僚を相手取って訴訟を起こした。11月1日にジョージア州コブ郡上級裁判所に起こされたこの訴訟では、ヒットネットワークのCEOであるティモシー・シェッド・ジュニア、ヒットネットワークのCFOであるティモシー・シェッド・シニア、VoomioのCEOであるジャスティン・ウィリアムズ、ヒットネットワークの常連寄稿者であるアリソン・ファイブアッシュ、ヒットネットワークのコンテンツ責任者であるニコラス・ディモンディ、そして同社の関係者であるカルロス・ディアスが被告として挙げられている。

アームストロング氏は、被告らがX.com(旧Twitter)のアカウントを乗っ取り、嫌がらせ、恥辱、脅迫を行ったと主張している。また、暴力の脅迫により2018年型ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテの所有権をディアス氏に譲渡するよう強要され、ディアス氏は何度も要求したにもかかわらず、車両を返却することを拒否したと主張している。訴状によると、アームストロング氏は恐怖心から要求に応じたという。

訴訟では、被告らが民事共謀に関与し、ジョージア州の暴力団対策法(RICO法)に違反し、ランボルギーニを違法に改造し、一連の暴力団活動を通じて金銭をゆすり取る共謀をしたとも主張されている。これらの主張や申し立てはいずれも法廷で証明されていない。ニコラス・ディモンディ氏はデクリプトに対し、この訴えを「ばかばかしい」ものであり根拠がないとして退けた。