ヤフーニュースによると、日本の中央銀行総裁がマイナス金利政策の終了の可能性について発言したことが市場に響き、円は火曜日に1週間ぶりの高値付近で安定し、ドルは失った地盤をいくらか取り戻した。日本銀行(BOJ)の上田一男総裁は週末の新聞のインタビューで、年末までにマイナス金利を終了できるかどうかを判断するのに十分なデータが得られるだろうと語り、この発言を受けて月曜日には円はドルに対して2か月ぶりの1日最大の上昇を記録した。
円は前日の取引で1週間ぶりの高値145.91ドルを付けた後、146.61ドルと小幅安となった。昨年、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げサイクルを開始し、日銀がハト派的な姿勢を崩さなかったため、米国との金利差が拡大し、円はドルに対して大きな圧力にさらされている。一方、米ドルは月曜日、主要通貨に対する0.5%近い下落を一部回復した。