デジタル資産への関心が高まる中、ビットコインの企業導入は新たな段階に入っているようで、複数の上場企業がマイクロストラテジーに倣い、ビットコインをバランスシートに組み込んでいる。2024年には、メタプラネット(3350)、セムラーサイエンティフィック(SMLR)、MARAホールディングス(MARA)など、複数の企業がビットコインの財務戦略を模倣し採用し始めている。
第2波の最初の企業は、ニューヨーク証券取引所に上場しているKULRテクノロジーグループ(KULR)である。
1月7日現在、ビットコインの財務戦略を発表した上場企業がいくつか見られるが、まだビットコインの購入は行われていないようである。
最初はナスダックに上場しているAcurxファーマシューティカルズ(ACXP)であり、11月20日に最大100万ドルのビットコイン購入計画を取締役会で承認した。11月19日以来、その株価は35%下落したが、年初来で30%上昇している。
同様に、ナスダックに上場しているHothセラピューティクス(HOTH)も、11月20日に100万ドルのビットコイン購入計画を取締役会で承認したが、購入はまだ完了していない。しかし、11月19日以来、その株価は2%上昇している。3社目はナスダックに上場しているLQRハウス(YHC)で、同社は11月19日に暗号通貨による支払いを受け入れると発表し、政策により最大1000万ドルのビットコイン支払い資金を保持することにした。現在までに、その株価は11月19日以来56%上昇している。
最後の企業はニューヨーク証券取引所に上場しているSOSリミテッド(SOS)で、11月27日に5000万ドルのビットコイン購入計画を承認した。この発表時のビットコイン価格は1枚93,000ドルであった。11月19日以来、その株価は30%下落している。(Coindesk)