韓国政府は、仮想通貨窃盗を含む違法なサイバー活動に関与したとして、北朝鮮の個人15名と団体1名に制裁を課した。チェイナリシスのデータによると、北朝鮮のハッカーは2024年に13億4000万ドル相当の仮想通貨を盗み、同年の盗まれた総額の61%を占めた。これらの制裁の対象となったのは、朝鮮労働党機械産業部傘下の第313局の職員である。韓国外務省は、北朝鮮のIT人材は情報窃盗やサイバー攻撃に加担しながら、世界的なIT企業から仕事の注文を得るために身分を偽って中国、ロシア、東南アジア、アフリカなどに渡航することが多いと述べた。 (ザブロック)