連邦預金保険公社(FDIC)は、その四半期銀行概要報告の中で、第三四半期に「問題銀行リスト」に掲載されている米国の銀行の数が68行に増加したと示しています。今年の第三四半期までに、銀行の帳簿上の損失は3640億ドルに達しました。その主な原因は、銀行が住宅不動産と国債市場に関与したことです。未実現損失は、銀行が証券に支払った価格とこれらの資産の現在の市場価値との間の差額を表します。第三四半期には、銀行の帳簿上の損失が第二四半期の5129億ドルから1489億ドル減少しました。