ソマリア、トゥルキエに宇宙行きのチケットを与える

ソマリアのハッサン・シェイク・モハムド大統領は、トルコがアフリカの角にある自国にミサイル発射施設を設置し、トルコ政府の長距離ミサイル実験の取り組みを強化していると述べた。マフムード氏はモガディシュでのイベントで、このプロジェクトはソマリアに雇用機会を提供し、収入の増加に貢献すると説明した。

ブルームバーグが9月に発表した報告書によると、アフリカ本土の最東端に位置するソマリアの立地は、住宅地や近隣諸国に破片が落下するリスクが軽減されるため、インド洋へのミサイル発射に最適だという。

ソマリアにミサイル発射施設を設立すれば、伝統的に大国が独占してきた宇宙開発競争に参加するというトゥルキエ首相の野望が高まることになる。トゥルキエ氏は数年前にミサイル発射計画を立てていたが、マフムード氏は具体的な計画場所を明らかにしなかった。