オデイリーによると、キャロライン・クレンショー氏を米国証券取引委員会(SEC)委員に再指名する投票が中止され、同氏の任期が終了する可能性があるという。当初は先週水曜日に予定されていた上院銀行委員会は、2020年に始まったクレンショー氏の任期延長を決定する予定だった。しかし、上院のウェブサイトでは現在、投票が中止されたことが示されている。

状況に詳しい上院議員補佐官は、投票は取り消され、再スケジュールされる可能性は低いと確認した。この展開により、クレンショー氏がSEC委員として留任する可能性は大幅に低下する。クレンショー氏がその地位に留まるには、現在の議会会期が終了する前に上院銀行委員会の承認を得る必要がある。2024年の議会任期は12月18日に終了する。この日以降、クレンショー氏は再任を求めることはできるが、共和党が多数を占めると予想される新議会の承認が必要となり、再任の可能性は低い。