Odaily によると、米国上院銀行委員会の次期委員長に就任する共和党のティム・スコット氏は先日、ブロックチェーン協会政策サミットで演説し、暗号通貨が次の世界的な驚異となるとの考えを表明した。スコット氏は委員会内に暗号通貨専門の部門を設立することを約束し、新設されたデジタル資産小委員会の初代委員長を務める予定だ。
スコット氏は、議会の両院とドナルド・トランプ次期大統領の政権が、この分野での立法を進める取り組みで足並みを揃えていることを強調した。こうした取り組みの最前線にあるのは、2つの主要な立法イニシアチブだ。1つ目は、仮想通貨市場に対する包括的な保護策を確立することを目指す21世紀金融イノベーション・テクノロジー法(FIT21)だ。この法案は、すでに超党派の大きな支持を得て下院を通過している。2つ目は、超党派の合意に近づいているものの、連邦政府と州政府の役割に関する未解決の問題により遅れが生じているステーブルコイン法案だ。