アメリカに本拠を置く暗号通貨取引所コインベースは、そのオンランプアプリサービスにApple Payの完全統合を発表しました。

12月2日から、コインベースオンランプサービスで構築されたアプリにログインするユーザーは、Apple Payを通じてログインし、取引を行うオプションを見ることができます。

コインベースのブログ投稿によると、アプリ開発者は統合を有効にするために何もする必要はありません。

Apple Payと暗号通貨

コインベースとの統合により、Apple Payは米国で最も人気のある取引所サービス市場に登場します。これはApple Payの暗号通貨アプリ統合への初めての試みではありませんが、現在はバイナンス、ビットペイ、メタマスクなどによってサポートされています。ソーシャルメディアでの会話の調子から判断すると、このニュースは暗号通貨コミュニティから熱烈に受け入れられています。

このニュースに対するX.comでの会話は明るいものでした。出典：アッサー・ファウジ

「これは転換点になるかもしれません！ Apple Payの統合の簡単さと便利さは、間違いなくより広範なユーザーを暗号通貨の世界に引き寄せるでしょう。」

コインベースオンランプ

Apple Payの統合は開発者とユーザーにとって簡潔ですが、その影響は最終的には破壊的である可能性があります。AppleのiOSは、アプリケーションレベルのストアフロントの中で最も大きなユーザーベースの1つを誇っています。

オンランプの使いやすさは、Apple Payを通じて暗号通貨取引を簡単に行えるようにし、業界の詳細に完全に精通していないユーザーにとってWeb3、暗号通貨、ブロックチェーンの相互作用に対する親しみやすさとセキュリティの層を追加することで、採用を促進するのに役立つ可能性があります。

統合の他のハイライトには、暗号通貨のオンランプおよびオフランプの両方のための無料のUSDコイン（USDC）取引や、100以上の暗号通貨と20以上のブロックチェーンに対する規制コンプライアンスを伴う60以上の法定通貨へのアクセスが含まれます。

関連ニュースとして、コインベースがオンランプの提供を拡大する中、同社はトルコでの拡大計画を撤回しています。

最近コインテレグラフが報じたように、同社は取引量で4番目に大きい暗号通貨市場であるこの国での運営計画を進めないことを選択しました。

コインテレグラフからの問い合わせに対し、コインベースの広報担当者は具体的な詳細を提供することを拒否し、同社が常にグローバル市場における立場を再評価しているだけだと述べました。

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