ChainCatcherの情報によると、最近、金 BRICS諸国の首脳による第十六回会議がロシアのカザンで開催される際に、BRICS諸国が共同で去中心化した多国間の国際送金システムである「BRICS Pay」を立ち上げるという情報がネット上で広まり、中国での試験運用が開始されるとのことです。「BRICS Pay」を検索すると、英語版と中国語版のようなまともな「公式サイト」も現れます。
しかし、財新の調査によると、いわゆる「公式サイト」が述べた複数の権威あるメディアの報道は、実際にはいくつかの自媒体の記事で広がっており、出所は不明です。海外のBRICS Payに関するニュースも、Bitcoin.com.news、Cointelegraph、CCN(華人コミュニティネット)などの暗号通貨ニュースサイトに現れ、公式メディアの報道ではありません。
財新は関連部門から、中国の通貨当局は「BRICS Pay」と呼ばれるものについて知らず、関与もしておらず、中国での試験運用の話もないことを確認しました。「BRICS Pay」の非公式な情報の拡散は、主に暗号通貨コミュニティが特定の暗号通貨を炒作するために広めた虚偽の情報であり、いわゆる「公式サイト」も詐欺的な「悪徳サイト」です。