PANewsによると、日本の新デジタル大臣、平将明氏は11月27日のフォーラムで、石破茂首相が与党のWeb3および仮想通貨政策立案部門を再編したと発表した。平氏は、与党自由民主党が既存のWeb3プロジェクトチームを解散し、党のデジタル社会推進部内に専門部署を設置すると説明した。Web3プロジェクトチームの元事務局長、塩崎昭久氏がこの新部署を率いる。

政府は、Web3関連事業の「推進」を妨げるつもりはないと述べている。このプロジェクトチームは、今年初めに首相と党首の職を辞した岸田文雄元首相の発案によるものだ。岸田氏は、Web3と仮想通貨を日本経済の潜在的な成長エンジンとみなし、ブロックチェーン技術とNFTの導入を主張した。石破茂氏はWeb3政策への支持を表明し、同じくWeb3プロジェクトチームを率いた平将明氏は、日本の仮想通貨税制改革の必要性を論じた。組織再編以降、塩崎氏のソーシャルメディアプロフィールは更新されているが、「Web3政策」への言及は削除されていない。政府は、デジタル社会推進部の責任範囲をまだ明確にしていない。