U.Today によると、リップルの CEO ブラッド・ガーリングハウス氏は、有名なテレビ番組「60 Minutes」に出演することを発表した。ガーリングハウス氏が出演する全エピソードはまもなく放送される予定で、リップルが主流の認知度を高めようとしている中で重要な瞬間となる。1968 年に初めて放送された「60 Minutes」は、テレビ史上最も成功し、最も長く続いているゴールデンタイムの放送の 1 つとして称賛されている。現在 57 シーズン目を迎えるこの番組は、もともとアメリカのテレビニュースプロデューサー、ドン・ヒューイット氏が制作したもので、ヒューイット氏は 1 つのエピソード内に複数の短いセグメントを組み合わせるという形式を革新した。

ガーリングハウス氏は、「60 Minutes」のインタビューでは、仮想通貨業界と、規制の明確化に向けた継続的な取り組みに焦点を当てると明らかにした。このインタビューは、リップルのネイティブトークンであるXRPが大幅な上昇を経験し、数年ぶりの高値である1.60ドルに達した時期に行われた。XRPの価値が急上昇したのは、米国証券取引委員会(SEC)の予想されるリーダーシップの変更と、仮想通貨上場投資信託(ETF)をめぐる話題の高まりによるものだ。「60 Minutes」への出演により、主流メディアにおけるリップルの知名度がさらに高まることが期待される。

多様なトピックと著名なインタビューで知られるこの番組は、現在、スコット・ペリーとレスリー・スタールがフルタイムの司会を務めている。これまで「60 Minutes」は仮想通貨に関するさまざまなテーマを取り上げてきたが、2019年5月の注目すべきエピソードでは、アンダーソン・クーパーがビットコインの著名人にインタビューした。このインタビューには、2010年にピザ2枚と引き換えに1万BTCを支払ったことで知られる開発者、ラズロ・ハニエツも含まれていた。ガーリングハウスの今後のインタビューでは、規制環境が変化する中でのリップルの仮想通貨業界における立場や将来の見通しが明らかになると期待されている。