オデイリーによると、アーカンソー州選出の共和党下院議員フレンチ・ヒル氏は最近、米証券取引委員会(SEC)の新たな委員長代行に共和党のSEC委員ヘスター・ピアース氏が任命される可能性を示唆した。ヒル氏は、1月20日のゲーリー・ゲンスラー氏の退任後、トランプ前大統領が新たなSEC委員長を任命することを期待していると表明。ヒル氏は、ピアース氏がその役職の有力候補であると指摘した。

ヒル氏はゲンスラー氏の在任期間を批判し、仮想通貨エコシステムにとって残念なものだったと述べた。同氏はゲンスラー氏のアプローチは「執行による規制」を特徴としており、それが仮想通貨業界に対する一貫性のない見解につながったと考えていると指摘した。ヒル氏は、SECだけでは米国の仮想通貨業界が現在直面しているすべての課題に対処することはできないと強調した。同氏は、SECと連携してデジタル資産の公正な執行を保証する法案を可決するために議会が取り組むことの重要性を強調した。