仮想通貨規制に対する厳しい姿勢で知られるSECのゲイリー・ゲンスラー委員長が、2025年1月20日に辞任すると金融規制当局が11月21日に発表した声明で発表した。

声明によると、ゲンスラー氏は仮想通貨支持で知られるドナルド・トランプ次期大統領の２期目の任期開始と同日に同庁を退職する予定だという。

ゲンスラー氏は声明で「一般の米国人を代表して彼らと協力し、我が国の資本市場が世界で最高であり続けることを保証できたことは大変光栄だ」と述べた。

トランプ大統領は7月、11月5日の米大統領選挙前に仮想通貨支持者を集めるためにゲンスラー氏を「解任」すると約束した。

大統領には新しいSEC長官を選出する権限があるが、ゲンスラー氏が1月に計画しているように、長官に完全な退任を強制することはできない。