先月モントリオールの公園で遺体で発見された暗号通貨インフルエンサー、ケビン・ミルシャヒの事件で、さらに2人が逮捕された。

CBCの報道によると、ケベック州警察は、ダリウス・ペリー容疑者(27歳)とナカエル・ヒッキー容疑者(25歳)が誘拐とミルシャヒ容疑者の殺人共犯の罪で起訴されたと発表した。

この動きは、第一級殺人罪で起訴されたジョアニー・ルページ容疑者(32歳)の逮捕に続くものである。

事件のタイムライン

ミルシャヒ容疑者は6月21日、モントリオール旧市街の高級マンションから他の3人とともに誘拐された後、行方不明になった。警察はマンション内での騒動を通報する911番通報に駆けつけたが、他の被害者らは数時間後にモントリオール西端のバス停付近で発見されたが、ミルシャヒ容疑者は行方不明のままだった。

4か月後の10月30日、ミルシャヒさんの遺体はアフンシック・カルティエヴィル自治区で発見された。警察は、捜査中に特定されたケベック州モンテレジー地方の町レ・セドルの一軒家で殺人が起きたとみている。

CBCによると、誘拐に使われたとみられる焼け落ちたSUVも回収された。

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ミルシャヒの暗号通貨とのつながり

25歳のミルシャヒ氏は、モントリオールの仮想通貨界で影響力のある人物だった。2,500人以上の会員を抱えるテレグラムのプライベートグループ「Crypto Paradise Island」を運営し、インスタグラムやスナップチャットなどのプラットフォームで投資機会を宣伝していた。

ケベック州の金融当局である金融市場庁は2021年にミルシャヒ氏の調査を開始した。CBCによると、ミルシャヒ氏とその関係者には投資顧問としての活動や証券取引の実施を禁止する規制が課された。

2024年7月、彼の失踪直後、AMFはこれらの制限を拡大し、特定のソーシャルメディアの投稿の削除を要求した。

当局は、ミルシャヒ容疑者の仮想通貨取引と規制問題が、同容疑者の死とどう関係していたのかを解明しようとしている。警察は現時点で動機を明らかにしていない。

CBCによると、ミルシャヒさんの死は2024年のモントリオールで起きた32件目の殺人事件だ。

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