メタプラネットが17億5千万円の債券発行でビットコインへの投資を倍増、Coinpedia Fintech Newsに初登場

日本の投資界で大胆な動きを見せているメタプラネットが波紋を呼んでいる。1,018ビットコイン(9,218万ドル相当)を保有し、同社は現在アジアで2番目に大きな企業ビットコイン保有者となっている。これはビットコイン総供給量の0.005%に相当し、かなり印象的だ。しかし、なぜこれほど変動の激しい資産に多額の資金を投じるのだろうか?その答えは日本の経済問題にある。円安、政府債務の急増、低金利により、企業は創意工夫を迫られている。メタプラネットにとって、ビットコインは単なる資産ではなく、経済の不確実性に対する盾だ。同社は2024年4月以来、ビットコインを主要な財務準備金として扱っている。

*メタプラネットが1年0.36%の債券を17億5千万円発行、その収益でBTCの追加購入資金を調達* pic.twitter.com/Jv3IEylplA

— メタプラネット株式会社 (@Metaplanet_JP) 2024年11月18日

メタプラネットがビットコインの貯蔵庫を構築

これは一夜にして起こったことではない。4月にメタプラネットは最初の117.7 BTCを719万ドルで購入した。数か月後、同社は購入を続けるためにMMXXベンチャーズから680万ドルを借り入れた。勢いはそこで止まらなかった。10月には同社はさらに156 BTCを1000万ドルで手に入れた。現在、ビットコインはメタプラネットの時価総額の約19%を占めている。これは単なる戦略ではなく、コミットメントなのだ。

17.5億円の債券

今日、メタプラネットは一歩前進した。同社は17億5千万円(1180万ドル)の債券を0.36%という超低金利で発行すると発表した。その目的は?さらに多くのビットコインを購入することだ。すべての債券がEVO FUNDに買い上げられ、投資家たちがこのリスクはあるもののエキサイティングな計画に賛同していることが示された。

メタプラネットの発表資料によれば、今回の社債発行には直接担保はないが、保証契約に基づき、ホテルロイヤルオーク五反田の土地と建物に第一順位の抵当権を設定している。同ホテルはメタプラネットの子会社である株式会社ウェン東京が所有している。

何を期待するか

メタプラネットのビットコインの旅はまだまだ終わらない。同社の保有量の増加は、日本の経済危機を乗り切るのに役立つだろうか。それとも、市場のボラティリティが計画に支障をきたすだろうか。

今のところ、Metaplanet はビットコインに大きく賭けており、賭け金はこれ以上ないほど高い。勝とうが負けようが、一つはっきりしているのは、これは注目すべき話だということ。