**リップル、控訴裁判所で SEC の判決に異議を唱える**

リップル ラボは、米国証券取引委員会 (SEC) との戦いを米国第 2 巡回控訴裁判所に持ち込んでいる。同社は、機関投資家による XRP 販売を証券取引とみなし、リップルに 1 億 2,500 万ドルの罰金を科した最近の地方裁判所の判決に異議を唱えるため、フォーム C を提出した。

リップルの最高法務責任者であるスチュアート アルデロティ氏は 10 月 25 日にこの申し立てを発表し、SEC はリップルに対して新たな証拠を提示したり、さらなる開示を求めたりすることはできないと強調した。この控訴は、投資契約を識別するための重要な法的基準であるハウイー テストの地方裁判所による適用に疑問を投げかけるものである。

リップルは、控訴裁判所が地方裁判所の法的解釈を最初から再評価できるように、新たな審査を求めている。アルデロティ氏は楽観的な姿勢を崩さず、SEC の戦術は単なる「雑音」だと一蹴している。

この動きは、SEC自身の10月16日の控訴に続くもので、XRPはデジタル取引所でのプログラム販売の証券ではないという判決には異議を唱えず、機関投資家による販売に焦点を当てていた。アナリサ・トレス判事は2023年7月にリップル社に部分的に有利な判決を下していた。