PANewsによると、野村ホールディングスが支援する暗号資産カストディ会社Komainuは、シンガポールを拠点とする同業Propine Holdings Pte Ltdの買収を発表した。これはKomainuにとって初の買収であり、シンガポール金融管理局の承認を待っている。Komainuの共同CEOであるポール・フロスト・スミス氏は、この動きは同社のアジア展開戦略の一環であると述べた。この買収により、Komainuはシンガポールで資本市場サービスライセンスを取得し、将来の成長の基盤を築くことになる。

買収に加え、コマイヌは包括的な決済サービスを提供するためにシンガポールで大手決済機関のライセンスを申請する予定だ。また、同社は今後数週間以内に新たな資金調達ラウンドを完了する予定だが、具体的な財務内容は明らかにされていない。