サトシ時代のビットコインウォレットが騒然：下落の兆し？
2009年に最初のブロックが作成されてからわずか5日後にビットコインを購入したウォレットが、さらに63万ドルを暗号通貨取引所クラーケンに送金した。
オンチェーンデータプラットフォームのアーカムインテリジェンスは、10月14日のX投稿で、2009年のビットコインクジラが過去2か月間に547万ドル相当の$BTC をクラーケンに送金したと伝えた。アーカムは、このクジラの最近の行動にもかかわらず、このクジラのウォレットにはまだ7523万ドル相当のBTCが残っていると述べた。送金後のウォレットに残っていた1,127 BTCは新しいアドレスに送金された。
ブロックチェーンの世界に早く参入したプレイヤーは、ビットコインを現金化しようとしているかもしれない。問題となっている展開は、アーカム氏によると少なくとも10年間休眠状態にあった別の初期のビットコイン投資家が、10月3日に61万ドル相当の10 BTCをクラーケンに移した後に起きた。
9月、アーカム氏は、15年前のBTCウォレットが1600万ドル相当のBTCをクラーケンに移したと発表。ビットコインは先週7.45%上昇し、6万7000ドルを超えた。これが、クジラが資産の一部を売却しようとしている理由かもしれない。
イーサリアムのクジラはまだ動いていない。スポットETFからの純流入の増加が、BTCクジラの食欲をそそったのかもしれない。しかし、イーサリアムの弱い傾向は続いている。ETH/BTCパリティの継続的な下落とスポットETFからの予想データの欠如は、アルトコイン市場のさらなる後退につながる可能性がある。
