🚨 トランプ氏、SEC議長にロビンフッド幹部を狙う？
2024年の米国大統領選挙が熱を帯びる中、ポリティコは、ドナルド・トランプ氏が勝利した場合、SEC前コミッショナーで現在はロビンフッドの最高法務責任者であるダン・ギャラガー氏が、証券取引委員会（SEC）のトップ候補になる可能性があると報じている。市場重視の姿勢で知られるギャラガー氏は、トランプ氏が当選すれば「初日に」解任すると誓っている現SEC議長ゲイリー・ゲンスラー氏の後任にトランプ氏が選ぶ可能性がある。
SECの元関係者によると、ギャラガー氏は2011年から2015年までSECコミッショナーを務め、その後2020年にロビンフッドの法務責任者に就任し、トランプ氏のチームの有力候補となっている。彼の市場重視で規制緩和のアプローチは、トランプ氏のビジネス重視の政策と合致している。
ゲンスラー氏はどうか？仮想通貨規制に対する強硬姿勢で批判を浴びているゲンスラー氏は、トランプ氏が勝利すれば交代する可能性が高い。一方、トランプ氏の潜在的な対立候補であるカマラ・ハリス氏は、当選した場合にゲンスラー氏を留任させるかどうかは明らかにしていない。しかし、同氏は仮想通貨支持への転換を示唆しており、2025年にはデジタル資産を支持すると約束している。
候補に挙がっているその他の人物：元規制当局者は、元CFTC議長のクリス・ジャンカルロ氏や、仮想通貨取り締まりに反対意見を表明していることで知られる仮想通貨支持のSEC委員ヘスター・ピアース氏の名前も挙げている。両名は、デジタル資産分野にもっと干渉しないアプローチを取るトランプ氏率いるSECチームの一員となる可能性がある。
仮想通貨支持の閣僚？興味深いことに、トランプ氏は、再選された場合に仮想通貨支持の方向に向かうことを示唆し、イーロン・マスク氏のようなテクノロジー界の巨人を閣僚候補として挙げている。 JPモルガンのジェイミー・ダイモン氏やブラックロックのラリー・フィンク氏が財務長官に就任するという噂はトランプ氏によって否定されたが、マスク氏が加われば、ハイテクに友好的な政権になる可能性が示唆される。
トランプ政権は、より暗号通貨に賛成する姿勢をとるだろうか？時が経てばわかるだろう。
