中国株式市場、過去最高の出来高で急騰
中国の上海証券取引所と深セン証券取引所の合計出来高は火曜日に3兆4500億元（4879億2000万米ドル）に達し、9月30日の2兆5900億元を上回り、過去最高を記録した。
指標となる上海総合指数は4.59％上昇して3489.78ポイントで引け、深セン構成指数は9.17％上昇して11495.1ポイントで引けた。
中国の優良株CSI300は1週間の休暇明けに10％以上急騰したが、後半に上昇分を失い、6％上昇で引けた。
半導体、家電、医薬品などの業種が上昇した。
国家発展改革委員会の鄭山潔委員長は、中国は通年の成長目標を達成することに「完全に自信を持っている」と述べた。
当局が9月24日に、世界第2位の経済を後押しすることを目的とした一連の措置（金利引き下げや苦境に立たされている不動産・株式市場への支援など）を発表し始めて以来、株価は急騰している。特に問題を抱える不動産セクターに重点が置かれている。
優良株のCSI300指数は、1週間の休暇を前に投資家が買いに殺到したため、9月30日に8.48％上昇した。これは2008年4月以来最大の1日当たりの上昇率である。これに先立ち、同指数は前週15.7％上昇し、2008年以来の週間最高値となった。
急騰するA株市場のもと、投資家は新規口座開設に忙しく、証券会社は顧客獲得に忙しい。
東海証券の広報担当者は、休暇期間中に顧客からの相談件数が大幅に増加したと述べた。
新規口座開設に意欲的な投資家の間では、経験豊富な投資家は損失を最小限に抑えることしか期待していない。
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