リップル社は勝利を祝っているが、同社とSECとの法廷闘争はまだ終わっていない。
仮想通貨会社リップルの大勝利を受けて、米国証券取引委員会は同社の幹部2人に対する告訴を取り下げた。
米国証券取引委員会は、リップルの共同創設者兼執行会長のクリス・ラーセン氏と最高経営責任者(CEO)のブラッド・ガーリングハウス氏を、XRP仮想通貨取引に関連する連邦証券法違反でリップル社を幇助した罪で起訴した。しかし、規制当局は木曜日、偏見を持ってこの訴訟を自発的に却下することを決定し、これは同じ告訴を再度提起することができないことを意味する。
SECは引き続きリップル社に賠償を求めていくが、訴訟の取り下げは苦境に立たされている仮想通貨会社にとって大きな勝利となる。
ガーリングハウス氏は告訴取り下げを受けて、「真剣に言うが、クリスと私は、私たちや多くの人々が10年以上懸命に働いて築き上げた会社を個人的に破壊しようとする冷酷な試みで、SECの標的となった」とツイートで述べた。
この告訴棄却はリップル社がSECに対する訴訟で3回連続の勝利を収めたことを示している。 7月、判事は規制当局がXRP取引が証券法に違反していることを明確に証明できなかったとの判決を下した。 10月には米国証券取引委員会(SEC)も決定の覆いを求めた控訴で敗訴した。
リップル社の最高法務責任者スチュアート・アルデロティ氏はツイートでSECの申し立てを「和解」ではなく「降伏」だと述べた。訴訟の放棄により、リップル社の指導力は来年予定されている裁判から守られることになる。
この告訴の取り下げは、リップル社の3年連続のSEC勝利を意味する。 7月に裁判所はXRP取引は証券法に違反しないとの判決を下した。米証券取引委員会は10月に判決の取り消しを求めて控訴したが、却下された。本日、規制当局はリップル社の指導者に対する告訴を取り下げることを決定した。 #SEC #ripple