トルネード・キャッシュの開発者兼共同創設者であるローマン・ストーム氏は、ニューヨークの裁判官が訴訟棄却の申し立てを却下したため、暗号通貨ミキシング・プラットフォームの作成をめぐって刑事裁判に直面することになった。

9月26日の電話会議で、ニューヨーク地方裁判所のキャサリン・ポルク・フェイラ判事は、米国司法省が提起した連邦訴訟3件の却下を求めるストーム氏の申し立てを却下し、政府の検察官がストーム氏に対してもっともらしい申し立てを行ったと付け加えた。

ストーム氏と共同創設者のロマン・セミョーノフ氏は昨年8月、マネーロンダリング共謀、制裁違反共謀、無認可の送金事業運営共謀の罪で起訴された。

フェイラ判事は、トルネード・キャッシュが他の金融サービスや送金会社と異なるとは思えず、ストーム氏がコード作成の罪で起訴されたことは受け入れられないと述べた。

ストーム被告の裁判は12月2日に予定されている。3つの罪状すべてで有罪判決を受けた場合、最高で懲役45年の刑が科せられる可能性がある。

ロシア国籍のセモノフ氏は依然として逃亡中だ。

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