• このファンドの目的は、AI 対応アプリとデータ集約型の取り組みを支援することです。

  • 「Asgard」メインネットのアップグレードは、年末までに開始される予定です。

レイヤー1リレーショナルブロックチェーンであるChromiaは、2024年と2025年にエコシステムを成長させるための一連の取り組みを発表しました。「Asgard」メインネットのアップグレードと2,000万ドルのデータおよびAIエコシステムファンドの立ち上げは、TOKEN2049 Singaporeで発表された発表の一部です。

このファンドの目的は、AI 対応アプリとデータ集約型の取り組みを支援することです。Chromia の事業開発責任者である Yeou Jie 氏は、DeFiance Capital でポートフォリオ責任者を務めた後、2024 年初頭に同社に入社し、この取り組みの先頭に立つことになります。

ジエさんはこう言いました。

「大量のデータを扱うプロジェクトには、データのクリーニングと自動化が必要であり、それが AI の実装につながると私たちは考えています。Chromia は、開発者が複雑なデータセットをリアルタイムで処理、分析、対応できるソリューションを構築するための理想的な環境です。」

Chromia の共同創設者 Henrik Hjelte 氏は次のように付け加えました。

「AIやその他のデータ中心のソリューションをサポートすることで、Chromiaはより幅広いパートナーシップを構築し、エコシステムを新たな方向に拡大していきます。」

Chromiaは、この資金に加えて、2024年第4四半期に予定されている「Asgard」メインネットアップグレードも発表しました。このアップグレードにより、「拡張機能」(プラットフォームの機能を拡張することを目的としたカスタマイズされたチェーン)が利用可能になります。プラットフォームの機能はこれらの拡張機能によって拡張され、外部クライアントとネイティブChromia dappsの両方で使用できます。提案されている拡張機能には、Oracleソリューション、AIモデルの計算、ゼロ知識証明とデータ可用性のサポートなどがあります。

Chromia は、オンチェーン リレーショナル データベース アーキテクチャを採用して、オンチェーン クエリを強化し、相互接続された膨大な量のデータを処理します。同社は今年初めにメインネットをリリースしました。そのアーキテクチャにより、Chromia は、他のブロックチェーンで開発された Web3 プロジェクトのリレーショナル データ レイヤーとして、またスタンドアロンの分散型アプリケーション プラットフォームとして使用できます。Mines of Dalarnia や My Neighbor Alice などのゲーム プロジェクトへのサポートを拡大する以外に、Chromia はゲームやその他の業界で成長を続け、データ中心の領域にも進出しています。

「Asgard」メインネットのアップグレードは年末までに開始される予定で、データおよびAIエコシステムファンドは現在申請を受け付けています。目標は拡張機能を段階的に拡大することであり、2025年までに完全な展開が見込まれています。