DBS銀行：FRBの積極的な利下げを織り込むと失望とパニックを招く恐れ
PANewsは9月17日、DBS銀行が、市場はFRBが一連の利下げを実施すると予想しているが、積極的な市場織り込みは失望に終わり、最終的にパニックを招く可能性があると述べたと報じた。エコノミストのタイマー・ベイグ氏は報告書の中で、「3％を下回るインフレ率と5％を上回る政策金利は共存するのが難しい場合が多いため、ある程度の金融緩和が必要だ。しかし、市場に反映された利下げは大きすぎるようだ。今後16か月で200ベーシスポイントを超える利下げを利回り曲線が反映するには、米国経済が明らかに弱まり、インフレが2％を下回らなければならないが、これは起こりそうにない」と記している。DBS銀行の基本的な見解は、2025年末までにFRBが150ベーシスポイントの利下げを行い、今週は25ベーシスポイントの利下げを行うというものだ。
