• Uniswapはすでに、調査のきっかけとなった特定のレバレッジトークンの取引を停止している。

  • SECはUniswap Labsが無認可の証券取引所を運営していたとして告発した。

9月4日に公表された声明によると、分散型取引所(DEX)の開発会社Uniswap Labsは、米国の個人投資家に対してレバレッジをかけた暗号通貨取引を違法に販売したとして、米国商品先物取引委員会(CFTC)から告発された。

和解の一環として、Uniswap Labsは、DeFi開発者に17万5000ドルの罰金を支払うよう命じる命令に従った。CFTCによると、同社は商品取引法(CEA)違反をやめるという。

執行による規制

さらに、CFTCの執行ディレクターであるイアン・マッギンリー氏の声明によると、デジタル資産プラットフォームとDeFiエコシステムが拡大するにつれて、CFTCの執行部門がCEAを積極的に執行することになるという。また、ディレクターによると、DeFiプロトコルの運営者は違法行為を防ぐために細心の注意を払う必要があるという。

9月4日の声明で、CFTCの5人の委員のうちの1人であるサマー・マーシンガー氏は、執行措置に対する当局のアプローチに反対を表明した。委員はこれを執行による規制と特徴づけた。

さらに、メルシンガー氏によると、ユニスワップはすでにCFTCの調査を引き起こした特定のレバレッジトークンの取引を停止している。また、9月4日のCFTCの命令に含まれるトークンの中には、2倍フレキシブルレバレッジインデックストークン(BTC2XFLI)やETH2XFLIなどがある。

レバレッジ利回り戦略に重点を置くDeFiプロトコルであるIndex Coopがトークンの開発者であるようだ。ただし、命令では誰がトークンを発行するかは明記されていない。

スポット商品市場や証券とは異なり、商品デリバティブ商品は商品先物取引委員会(CFTC)によって規制されている。米国SECのゲイリー・ゲンスラー委員長によると、デジタル資産の「大多数」は米国法の下で証券とみなされている。SECは4月以来、無認可の証券取引所を運営しているとしてUniswap Labsを告発している。

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