ドナルド・トランプ氏の義理の娘と娘のXアカウントは、家族がここ数日宣伝していた新設の暗号プロジェクトであるワールド・リバティ・ファイナンシャルと関係があるとされるトークンを宣伝するために、火曜の夜にハッキングされた模様。

エリック・トランプ氏の妻ララ・トランプ氏とドナルド・トランプ氏の娘ティファニー・トランプ氏は、ワールド・リバティ・ファイナンシャルの「唯一の公式」ブロックチェーンアドレスと称するものをツイートした。ララ・トランプ氏は「ワールド・リバティの目標は、ソラナのガバナンストークンである$WLを利用して、DeFiレンディングプロトコルをサポートすることです」とツイートした。

その後間もなく、トランプ前大統領の次男であるエリックは、2つのプロフィールがハッキングされ、そのアドレスは「詐欺」であるとXに投稿した。ワールド・リバティ・ファイナンシャルもツイートした。「警告:ララとティファニー・トランプのXアカウントがハッキングされました。彼女たちのプロフィールから共有されているリンクをクリックしたり、トークンを購入したりしないでください。私たちはこれを修正するために積極的に取り組んでいますが、油断せず詐欺に遭わないようにしてください!」

過去数ヶ月にわたり暗号通貨業界の支持と票を集めてきたトランプ氏と実際には関係がないとされるトークンが発行されるのは、これで少なくとも3回目となる。

DJTトークンがあったが、有罪判決を受けた詐欺師マーティン・シュクレリは、トランプ氏の末っ子バロン・トランプ氏と他の開発者が立ち上げたと述べた。トランプ一族の誰も、このプロジェクトとのつながりを認めなかった。もう1つのトークン、Restore the Republic(RTR)も、暴落前に一時1億5500万ドルの評価額に達した。

ハッキングは、CoinDeskがワールド・リバティーの計画の詳細を明らかにしてから数時間後に起きた。同計画には、WLFIと呼ばれるトークンを発行する予定の貸借DeFiプラットフォームであるという事実も含まれている。同プロジェクトには正式な開始日はないが、ホワイトペーパーでは、3度目の大統領選に出馬するドナルド・トランプ氏が「暗号資産推進の最高責任者」となることが示唆されている。エリック、ドナルド・ジュニア、バロン・トランプもそれぞれ役割を担っている。

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