オデイリー・プラネット・デイリーは、ロシア語の独立通信社「重要なストーリーズ」が、テレグラムの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のパベル・ドゥロフ氏が2015年から2021年の間に50回以上ロシアに入国したと報じたと報じた。報告書は、ロシアの主要情報機関である連邦保安局(FSB)からドゥロフ氏の所在に関するデータが流出したことを引用している。データは8月20日頃に流出し、8月26日に再び隠蔽されたと伝えられている。インポータル・ストーリーズは、ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏と提携した調査員との対話により、データの一部を検証したと述べた。ドゥロフ氏は自身の旅を隠そうともせず、ロシアのサンクトペテルブルクとヨーロッパの都市間を結ぶアエロフロートの商用便や、ロシアからフィンランドのヘルシンキまでのロシア鉄道の列車に乗った。 ドゥロフ氏は8月24日にフランスで逮捕されたと以前報じられていた。同氏は、フランス当局が麻薬密売、詐欺、組織犯罪に利用されていると主張している通信プラットフォーム上での違法行為を適切に取り締まらなかった疑いで告発されている。 (コインテレグラフ)