ブルームバーグが報じたところによると、カマラ・ハリス副大統領の主要政策顧問であるブライアン・ネルソン氏は8月28日水曜日、記者団に対し、ハリス副大統領は仮想通貨分野の成長を支援する取り組みを支持する予定であると語った。
ネルソン氏は「彼女は暗号通貨のような新興技術や産業が繁栄できるような政策を支持することに尽力している」と述べている。
これは、ハリス氏のチームがデジタル資産に対する彼女の立場を公に述べた初めてのことであり、それ以前には、業界に非友好的と見られるバイデン・ハリス政権に対する懸念を表明した仮想通貨界の著名人との円卓会議があった。
ハリス氏はデジタル資産に関してまだ公の場でコメントしていないが、民主党の綱領案には仮想通貨に関する言及はなかった。憶測は続いているものの、ハリス氏はこの分野に批判的とみられる顧問3人を任命しており、その中にはバイデン大統領の国家経済会議の元理事で、以前からデジタル資産に関連するリスクを指摘してきたブライアン・ディース氏も含まれている。
対照的に、ドナルド・トランプ前大統領は仮想通貨を全面的に支持している。7月、同氏はビットコイン・ナッシュビルで基調講演を行い、米国を「世界の仮想通貨の首都」に変えることを誓った。最近、トランプ氏は「The DeFiant Ones」という新しい仮想通貨プラットフォームを立ち上げる計画を発表した。これは、現実世界の資産をトークン化したり、メタバースで資産のデジタル版を提供したりできるデジタル不動産市場を作ることを目指している。