リップル社の元幹部ミシェル・ボンド氏は、米国司法省から違法な資金提供を共謀し、引き起こした罪で起訴された。

ボンド氏と、元FTX幹部で同棲中のライアン・サラメ氏は、2022年にニューヨーク第1選挙区の米国下院選挙に違法に資金を提供したとして告発されている。

サラメ氏は取引所から40万ドルの支払いを手配したとされ、その全額が選挙の予備選挙の段階で終了したボンド氏の失敗した選挙運動の資金として使われた。

ボンド氏は政治コンサルティング会社を雇った後、選挙運動の資金は自分で調達できるが、その資金は自分のポケットマネーから出さなければならないとアドバイスされた。

ボンド氏は最終的に、FTX取引所との「コンサルティング契約」の一環として40万ドルを受け取った。しかし、彼女は前述の金額と引き換えに何のサービスも提供しなかった。

不名誉なFTX創設者サム・バンクマン・フリード氏の最高幹部であるサラメ氏は、今年初めに懲役7年の判決を受けた。これは、元上司が懲役25年の判決を受けた後のことだ。バンクマン・フリード氏は昨年11月、10億ドルの詐欺を働いた罪で有罪判決を受けた。

最近、サラメ氏は裁判官に対し、恋人の起訴を阻止するか、有罪判決を取り消すよう求めた。

ボンド氏は2019年にリップル社の政府関係担当グローバル責任者として入社した。その後、翌年リップル社を離れ、デジタル資産市場協会（ADAM）のCEOに就任した。

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