元従業員が、規制違反の疑いで金融取引業規制機構 (FINRA) から懲戒処分を受けることになりました。

デール・セルフ氏は5,000ドルの罰金を科され、15営業日にわたりFINRA会員とのやり取りが禁止された。この処分は、セルフ氏がJPモルガン証券の顧客200人以上から、本人や雇用主の同意なく個人データを不適切に収集したとの告発に基づいている。

ＪＰモルガン・チェースの投資管理部門で１０年以上勤務したセルフ氏は、生年月日、社会保障番号、財務詳細など顧客の機密情報を個人のノートに書き留めていたとされる。

FINRAは、セルフ氏がこれらの顧客の口座を移管する前に口座フォームや顧客ソフトウェアを準備し、競合会社での将来の仕事のためにこの情報を利用するつもりだったと主張している。

セルフ氏はその後、JPモルガン証券の要請に応じてデータを返却し、容疑を認めたり否定したりすることなくFINRAとの和解に至った。

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