[JPモルガン・チェース:9月の連邦準備理事会の利下げ範囲は次回の非農業部門雇用統計次第]ゴールデン・ファイナンスは、JPモルガン・チェース(JPM.N)が昨日の米CPI統計が連邦準備制度理事会の出発点となったと報告したと報じた。次回の9月会合で利下げを開始することにゴーサインが出た。現時点で唯一の問題は、50ベーシスポイントの利下げで開始するのか、それともより控えめな25ベーシスポイントの利下げで開始するのかということだ。決め手となるのは、8月の雇用統計がどれだけ大きく反発するかだ。雇用者数の増加が16万〜20万人であれば、7月の雇用統計で生じた懸念の多くが払拭される可能性が高い一方、雇用者数の増加が10万人を下回れば、リスクのバランスが成長に傾き、大幅な利下げにつながる可能性がある。