日本の投資顧問会社メタプラネットは、ビットコイン(BTC)を57個追加購入したと発表した。その価値は5億円。この最新の購入は、東京に拠点を置く同社がビットコイン保有量を増やすために10億円の融資を確保してから数日後に行われた。

メタプラネット、ビットコイン買収ラッシュ

「アジアのマイクロストラテジー」として知られる上場企業メタプラネットは、5億円相当の57,103 BTCを購入した。同社は1BTCあたり平均8,756,107円で取得した。

火曜日の公開情報によると、メタプラネットの最新の買収は同社の暗号通貨を強化する動きの一環であり、同社のビットコイン総保有量は303.095BTC、価値29億5000万円に達するという。

常に#Bitcoinを積み上げましょう @Metaplanet_JP pic.twitter.com/c34goVoLa8

— サイモン・ゲロヴィッチ (@gerovich) 2024 年 8 月 13 日

メタプラネットは4月に初めてビットコインへの参入を発表し、同資産を財務準備資産として採用し、最初のBTCを650万ドルで購入した。

「当社はビットコインを準備資産として取得し保有することで、日本における上場ビットコイン保有企業のトップ企業としての地位を確立することを目指しています」と、同社のビットコイン戦略担当ディレクター、ディラン・ルクレール氏は当時述べていた。

日本のマイクロストラテジー

メタプラネットは最近、株主である英領バージン諸島に拠点を置くMMXXベンチャーズから年利0.1%で10億円(680万ドル)の融資を確保した。火曜日の買収後も、メタプラネットにはBTCをさらに調達するための資金が5億円残っている。

メタプラネットのビットコインへの転換は、日本が増大する債務の山と急激に下落する円に苦闘し続けている時期に起こった。コインゲッコーのデータによると、メタプラネットは保有量を拡大し、世界で20番目に大きなBTC保有企業としての地位を強化した。

ZyCryptoが以前報じたように、同社は4年以上にわたってBTCを取得してきた世界最大の企業ビットコイン保有者であるマイクロストラテジーの戦略を模倣するつもりだ。2024年8月13日現在、マイクロストラテジーは133億ドル相当の22万6500BTCを準備金として保有している。マイケル・セイラー氏が設立したこのソフトウェア企業は現在、50億ドル以上の未実現利益を抱えている。