日本の投資会社メタプラネットは10億円の融資を確保し、その全額をビットコイン(BTC)の購入に充てる予定だ。

メタプラネットが8月8日にXに投稿した詳細によると、貸し手はメタプラネットの株式を保有するMMXXベンチャーズだ。融資期間は8月8日から6カ月で、年利0.1%となる。

*Metaplanet が 10 億円の 0.1% APR ローンを確保。収益は $BTC の追加購入資金に充てられる* pic.twitter.com/seN6YdrnLO

— 株式会社メタプラネット (@Metaplanet_JP) 2024年8月8日

東京証券取引所に上場する同社は、無担保融資を融資期間経過後に一括返済する予定。

Metaplanetが今すぐビットコイン(BTC)を購入するとしたら、現在の為替レートで680万ドルに相当する融資額は、1BTCの現在の価格が57,170ドルであるのに対し、約119BTCになる。

メタプラネットの発表は、同投資会社が新株予約権発行を通じて7000万ドルを調達し、その額の80%以上をビットコインの購入に充てる予定であると発表したわずか数日後に行われた。

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ローンおよび新株予約権の発行は、メタプラネットの仮想通貨保有量を増やす計画の一環であり、その保有量は246BTCと報じられている。その価値は1400万ドル強だ。同社はビットコインの長期的な値上がりの可能性を利用して長期的な成長をヘッジしようとしており、アナリストの中には、今後10年間で仮想通貨の価格が100万ドルにまで上昇する可能性があると予測する者もいる。

この動きは、マイクロストラテジーがここ数年行ってきたことと非常によく似ている。この米国企業は現在、約45億ドル相当の79,000BTC以上を保有している。マイクロストラテジーのCEOマイケル・セイラー氏は8月7日、個人的に10億ドル以上のビットコインを所有していることを明らかにした。つまり、セイラー氏の保有するビットコインの量は20,000BTCにも上る可能性があるということだ。

速報:マイケル・セイラー氏は、個人的に10億ドル以上の価値があ#Bitcoinを所有していると述べています。

— Watcher.Guru (@WatcherGuru) 2024年8月7日

一方、ビットコインの価格は過去24時間でわずかに上昇した。執筆時点では前日比0.7%上昇し、24時間の取引量は435億ドルに達し、テザー(USDT)に次いで2番目に取引量の多いデジタル資産となった。

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