Semler Scientificは300万ドルの購入でビットコイン準備金を増やし、総保有量を929BTCに増やす予定だ。

上場医療機器メーカーのセムラー・サイエンティフィックは、ビットコイン(BTC)の購入に重点を置いた企業戦略を強化しており、最新の取引により同社の仮想通貨準備金は数百万ドル増加した。

同社は8月5日月曜日に発表した第2四半期の財務報告で、同日、総額300万ドルでさらに52BTCを取得し、仮想通貨準備金の総額が929BTCになったことを明らかにした。セムラー・サイエンティフィックのダグ・マーフィー・チュトリアン最高経営責任者は、同社は「ヘルスケア事業のサポートと拡大をしながら、ビットコインの取得と保有に注力し続けている」と述べた。

「当社はビットコインが魅力的な投資であると固く信じており、事業活動から得た現金、および1億5000万ドルの棚卸登録届出書に基づく証券の売却により得た現金で、追加のビットコインを取得する予定です。」

ダグ・マーフィー・チュトリアン

財務報告によると、第2四半期のセムラー・サイエンティフィックの収益は1,450万ドルで、2023年の同時期の1,860万ドルと比較して22%減少した。同社がビットコイン準備金を増やすと約束したにもかかわらず、グーグルファイナンスのデータによると、セムラー・サイエンティフィックの株価は報告後7.5%下落し、8.22ドルとなった。

セムラー・サイエンティフィックはビットコインは「魅力的な投資」だと語る

サンタクララに本社を置くこのヘルスケア企業は、5月下旬にビットコインの購入を開始する計画を初めて発表し、総額4000万ドルで581BTCを取得した。

当時、セムラー・サイエンティフィックの会長エリック・セムラー氏は、同社のビットコイン財務戦略はビットコインが「信頼できる価値の保存手段であり、魅力的な投資」であるという同社の信念を強調していると述べた。同氏はまた、医療技術企業はビットコインの「ユニークな特徴」、例えば希少で有限な資産が「世界的な不安定さの中での合理的なインフレヘッジと安全な避難場所」として機能できると信じているとも付け加えた。

ビットコイン・トレジャリーズのデータ​​によると、今回の買収により、セムラー・サイエンティフィックはバランスシート上にビットコインを保有する世界のトップ上場企業のリストで19位となり、カナダのビットコイン採掘会社ビットファームズを上回った。

続きを読む: 医療技術開発企業セムラー・サイエンティフィックがビットコインに1700万ドルを追加投資