バフェット氏、アップル株の半分を売却、現金化

ウォーレン・バフェット氏が筆頭株主である同氏の会社バークシャー・ハサウェイは、アップル株の半分を売却した。842億ドルの売却で、同社の現金資産は過去最高の2,770億ドルに達した。

有名な株式仲買人ウォーレン・バフェット氏の会社バークシャー・ハサウェイは、第2四半期にアップル株の半分を売却した。アップル株は、同社のポートフォリオで圧倒的に最大のシェアを占めていた。

売却前、バークシャー・ハサウェイのアップル株は1,700億ドル近くあった。最新の報告書によると、同社は現在842億ドルのアップル株を保有している。これは、株式の約49%が売却されたことを意味する。

この大規模な売却にもかかわらず、アップルは依然としてバークシャー・ハサウェイのポートフォリオで最大の企業であり続けた。現在の表によると、ポートフォリオで2番目にシェアが大きい企業はバンク・オブ・アメリカで、411億ドルとなっている。これにアメリカン・エキスプレスが351億ドル、コカコーラが255億ドル、シェブロンが186億ドルで続く。

アップル株の売却により、バークシャーの現金資産は2770億ドルとなり、過去最高を記録した。

バフェット氏は昨年末、バークシャーのアップル株を減らし始めており、2024年初頭に株売却のペースを速めている同氏は、5月にアップルの長期投資に残ると発言していた。

サプライズとみられたバフェット氏のこの大口株売却には、「彼は何か知っているのでは?」との声が上がった。

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