INTMAXと3AM JAPANは、持続可能なWeb3ロイヤルティプログラムを開発するために戦略的パートナーシップを締結しました。このコラボレーションは、INTMAXの高度なブロックチェーン技術と、3AM JAPANのロイヤルティプログラムの作成と管理に関する豊富な専門知識を組み合わせたものです。

Web3 ロイヤルティ プログラムへの関心が高まっているにもかかわらず、特にデータの保存とプライバシーに関して、多くのプログラムが大きな課題に直面しています。

3AM JAPANのCEO、西久保洋平氏はこれらの問題を強調し、「当社は日本最大のロイヤルティプログラムプロバイダーと緊密に連携しており、データストレージとプライバシーが2つの重要な課題であると認識しています」と述べています。

既存のブロックチェーン ソリューションは、多くの場合、大量のディスク領域を必要とし、トランザクション処理能力が限られています。たとえば、一般的なレイヤー 2 ブロックチェーンでは、1 秒あたり最大 50 トランザクション (TPS) の処理速度で、フル ノードごとに毎月約 1.8 テラバイトの追加ストレージが必要になることがあります。この設定は、特に数百万のユーザーに対応するために拡張する場合、管理不能になる可能性があります。

INTMAX は、ステートレスな zkRollup ブロックチェーン技術でソリューションを提供します。従来のブロックチェーンとは異なり、INTMAX は個々のトランザクションの詳細やアカウントの状態をブロックチェーンに保存しないため、データ ストレージ要件が大幅に削減されます。代わりに、トランザクションの詳細は送信者と受信者のデバイスに証明セットとして保存されます。「INTMAX はストレージとプライバシーの懸念を根本的に排除します」と、INTMAX プロジェクトの CEO である Leona Hioki 氏は述べています。

プライバシーの問題も、Web3 時代には重要です。機密データをパブリック ブロックチェーンに保存すると、特に厳しい規制条件下で事業を展開している企業にとって大きなリスクが生じる可能性があります。INTMAX のアプローチでは、個人データをブロックチェーンに記録しないことでこれらのリスクを軽減し、データ管理規制への準拠を保証します。

3AM JAPANは、カストディアルおよびノンカストディアル運用の両方をサポートし、量子コンピューティングの潜在的な脅威に対処する特許出願中のユーザーウォレットを含む、INTMAXの技術を自社のシステムに統合する予定です。「INTMAXとのパートナーシップは、持続可能で安全なWeb3ソリューションを提供するという当社の取り組みを反映しています」と西久保氏は付け加えました。