トランプ大統領陣営は、ジョー・バイデン氏が選挙資金9,600万ドルをカマラ・ハリス氏に送金し法律に違反したとして、連邦選挙委員会(FEC)に告訴状を提出した。トランプ陣営の弁護士デイビッド・ウォリントン氏は訴状の中で、今回の措置は露骨な金銭強奪であり、連邦選挙運動法史上最大の過剰寄付であり最大の違反となると述べた。日曜日にバイデン氏が選挙戦から撤退し、ハリス氏を後継者候補に指名した直後、ハリス氏は選挙委員会の名前を「ハリス大統領選挙運動」に変更し、その銀行口座を引き継いだ。ハリス陣営は、今回の告訴は資金集めや支出に影響を与えることはないと述べた。 (ブルームバーグ)