TL;DR

  • 7月25日に行われたSEC非公開会議により、リップル社とSECの和解に関する憶測が高まった。

  • リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOと弁護士らは、規制当局が罰金要求額を引き下げることで和解が間もなく成立する可能性があり、進展の可能性があることを示唆している。

和解の可能性、それとも単なる噂?

リップル社と米国証券取引委員会(SEC)との法廷闘争は続いており、多くの業界関係者がその最終的な結末を推測しようとしている。

解決策が近づいていることを示す一つの要因は、7月25日に予定されている規制当局の非公開会議である。会議で議論される事項の中には、「行政手続きの開始と解決」や「訴訟請求の解決」などがある。

X ユーザーの中には、リップルに対する訴訟も議題に上がるだろうと推測する者もいた。しかし、SEC はこうした会議をかなり定期的に開催しており、今のところ同社との和解については話し合っていないと指摘する者もいた。

法廷闘争の正式な終結には、一定の金銭的側面が絡む可能性がある。SECは当初、リップル社に20億ドルという巨額の罰金を要求したが、リップル社は1000万ドルを超えない金額を主張した。SECはつい最近、態度を和らげ、要求額を1億260万ドルに引き下げた。

夏が終わる前に合意?

リップル社対SECの訴訟が近い将来解決すると予想している人物の中には、米国の弁護士フレッド・リスポリ氏とジェレミー・ホーガン氏もいる。前者は両社が早ければ今月中にも和解​​する可能性があると考えており、後者は夏の終わりまでに和解が成立する可能性があると主張している。

先週、リップル社のCEO、ブラッド・ガーリングハウス氏もこの件に触れ、このプロセスは「非常に近いうちに」終了する可能性があると述べた。同氏は、現時点で両当事者が和解交渉中であるかどうかについては明らかにせず、訴訟が終結する前に「最後のピース」が残っていると述べた。

「裁判官の判決は明確です。機関投資家に販売されたこれらの投資契約については、最後の問題が1つあります。私たちはすぐに解決すると期待していますが、裁判官がいつ判決を下すかを正確に予測することはできません。」

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この記事は、Ripple 対 SEC 訴訟の最新情報 (7 月 22 日) が CryptoPotato に最初に掲載されました。