Cboe、イーサリアムETFのスポット取引が7月23日に開始されることを発表

シカゴ・オプション取引所(Cboe)は、複数のスポット・イーサリアム上場投資信託(ETF)が7月23日(火)に取引を開始することを確認した。金曜日にCboeのウェブサイトに掲載された通知では、複数のスポット・イーサリアムETFの上場が発表された。取引開始予定のETFには、21Shares Core Ethereum ETF(CETH)、Fidelity Ethereum Fund(FETH)、Franklin Ethereum ETF(EZET)、Invesco Galaxy Ethereum ETF(QETH)、VanEck Ethereum ETF(ETHV)などがある。

この動きは、5月に米国証券取引委員会(SEC)がイーサリアムのスポットETFを予想外に承認したことに続くもので、規制当局によるイーサリアム中心の企業に対するこれまでの監視からの驚くべき転換だ。この承認は、米国で最初のビットコインスポットETFの取引が始まってからわずか4か月後に行われた。各上場銘柄には、「1つの上場投資信託(ETP)がCBOEに上場され、規制の発効を待って2024年7月23日に新規発行として取引を開始することをお知らせします」と記載されている。

時価総額で世界第2位の暗号通貨であるイーサリアムは、投資家から大きな関心を集めています。これらのETFの承認と今後の取引により、従来の投資家の間でイーサリアムへのアクセスがさらに高まることが期待されています。CoinMarketCapのデータによると、ETHは現在3,529ドルで取引されており、ジョー・バイデン大統領が大統領選から撤退するという突然のニュースを受けて下落から回復しています。ETHは過去1週間で6.21%上昇しています。

SEC が 5 月に初めて承認したことは、規制当局がイーサリアムに対して慎重で、ビットコインとは扱いが異なっていたため、転換点となった。しかし、スポット ビットコイン ETF の成功は、SEC がイーサリアム ETF に同様の承認を拡張する決定に影響を与えた可能性が高い。SEC は最近、イーサリアム 2.0 の調査を中止し、2 番目に大きい暗号通貨に対する規制の明確化への道を開いた。