香港の金融規制当局は、スタンダード・チャータードやアニモカ・ブランズを含むステーブルコイン発行サンドボックス参加者のリストを公表した。

香港金融管理局(HKMA)は、ステーブルコインサンドボックスの参加者リストを発表した。参加者はすでに法定通貨に裏付けられたデジタル通貨の発行実験を開始できる。

香港金融管理局は木曜日の発表で、サンドボックス参加者として、JD.comの子会社であるJINGDONG Coinlink Technology Hong Kong、RD InnoTech、およびStandard Chartered Bank (Hong Kong)、Animoca Brands、Hong Kong Telecommunicationsの提携企業を挙げた。

事情に詳しい人物がcrypto.newsに語ったところによると、連合はスタンダード・チャータードが一部所有するゾディア・カストディの機関投資家向けデジタル資産保管機能を活用する計画だという。

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香港金融管理局は、前述の企業は「合理的な事業計画をもって香港でステーブルコイン発行事業を展開することに真摯な関心を示している」と述べ、サンドボックスのパイロット事業は「限定された範囲内で、リスクを管理可能な方法で実施される」と付け加えた。

規制当局は、サンドボックスの試験運用期間中、そのメンバーは「初期段階では一般大衆の資金を扱わず、一般大衆から資金を募ったり、サンドボックスに関連するいかなる製品も提供しない」と強調した。

この発表は、香港が市場参加者からステーブルコインのライセンス制度の設立を支持する100件以上の意見を受け取ったことを明らかにしたことを受けてのものだ。crypto.newsが報じたように、パブリックコンサルテーションに回答した108人の「大多数」は、仮想資産が進化し続ける中で規制監督が必要であることに同意した。香港金融管理局のエディ・ユー最高経営責任者は、香港のステーブルコインエコシステムの持続可能で責任ある成長を促進するために、適切に規制された環境が持つ可能性を強調した。

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