ブロックチェーン セキュリティ企業 Resonance Security は、Web3 プロトコルが DNS および CDN の操作を防御できるようにするための新しいツールを展開しています。

レゾナンス・セキュリティは、不正な変更をリアルタイムで検出することを目的として、暗号ウェブサイトのDNSレコードやスクリプトを含むウェブ状態のスナップショットを継続的にキャプチャするように設計された新しいツールを開発した。

crypto.newsと共有されたプレスリリースによると、「Harmony」と呼ばれる新しいツールにより、仮想通貨投資家はCDNハイジャックやDNS操作を早期に検出できるようになるという。これらの戦術は、悪意のある人物が詐欺的なウェブサイトを作成し、個人情報を盗むためにますます悪用されている。

レゾナンス・セキュリティの最高経営責任者チャールズ・ドレイ氏は、このソリューションはプロジェクトがDNSの乗っ取りを回避し、「機密資産がハッカー集団にさらされるのを防ぐ」のに役立つと述べている。

「目標は、あらゆる組織のサイバーセキュリティ戦略を、絶えず進化するサイバー攻撃に合わせて調整することです。」

チャールズ・ドレイ

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DNS ハイジャックは最近、サイバー犯罪者の間で好まれる攻撃手段として浮上しています。Celer Network や Compound Finance などのプロトコルに影響を及ぼしたドメイン侵害に関する最近の事件は、暗号通貨ウェブサイトがこのような攻撃に対して脆弱であることを浮き彫りにしています。攻撃の正確な範囲は不明ですが、セキュリティ専門家は、Pendle Finance、Polymarket、THORChain など約 11 のプラットフォームが依然として潜在的なターゲットである可能性があると考えています。

複数の暗号プロジェクトのドメインが @squarespace アカウントから謎のハイジャックを受けました。代わりに、次のいずれかにドメインを移行することを検討してください:– @Cloudflare– @awscloud Route53– @markmonitor– @CSCDBS

— samczsun (@samczsun) 2024年7月11日

パラダイムの匿名研究者「samczsun」は、ハッキングはこれらのプロトコルに関連するGoogle Domainsアカウントから発生したと思われると示唆した。昨年、スクエアスペースは1億8000万ドル相当の取引でGoogle Domainsを買収した。

レゾナンス・セキュリティ社によると、同社の最新ソリューションは人工知能を活用して結果を評価し、誤検知を排除することで「顧客とレゾナンスのインシデント対応チームの両方の調査時間を最小限に抑える」という。

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